大腸とは!
大腸とは、右下腹部の小腸終末部から、肛門に至るまでの1~1.5mの管腔の臓器です。
大きく結腸と直腸に分かれます!
大腸では、細菌外部サイトへによる食物繊維外部サイトへの発酵、及び一部の栄養素外部サイトへの吸収と水分の吸収が行われ、
残りは便として、肛門へと送っていく働きがあります。
大腸内では、善玉菌と悪玉菌がお互いに定住するためのすみかを奪い合い、常に戦いを繰り広げています。
善玉菌が優勢のときは腸内は“酸性の発酵状態”になり、病気予防や健康維持に力を発揮します。
しかし、加齢や食生活の乱れ、喫煙や深酒、ストレスなどで善玉菌が減り悪玉菌の数が増えると、
有害物質を出すようになります。
それが腸管壁から血流に乗り、全身をめぐって身体に大きな影響を及ぼします。
こうしたことから臓器の中でも最も病気の種類が多い場所としても知られています。
重要なのは、いかに善玉菌の数を優勢に保つかということです!
腸内細菌!
大腸の中には約1000種類1000兆個もの細菌が棲んでいます!
個人差はありますが、重さにすると体重の約1kgが腸内細菌です!
腸内細菌の種類は大きく3つに分けられます。
一つは、ビフィズス菌や乳酸菌など健康に役立つ「善玉菌(有用菌)」!
これが全体の約2割を占めます。
もう一つは、さまざまな病気を引き起こすウェルシュ菌やブドウ球菌などの「悪玉菌(有害菌)」で全体の約1割、
そして残りが環境によって善玉にも悪玉にもなるバクロイデス等の「日和見菌」7割です。
[スポンサードリンク]