自律神経とは!
自律神経とは、循環器、消化器、呼吸器などの活動を調整するために、24時間働き続けている神経です!
体の活動時や昼間に活発になる交感神経と、安静時や夜に活発になる副交感神経があります。
この2つのバランスをそこなうのが「自律神経の乱れ」です!
不規則な生活やストレスによって自律神経の働きが乱れると、体の器官にさまざまな不調が現われます。
この「乱れ」が原因となり引き起こされる代表的な疾患が自律神経失調症です!
他にも、「神経性胃炎」「過敏性腸症候群」「メニエル病」「過呼吸症候群」などがあります!
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自律神経失調症
精神的なストレスや過労が引き金となって自律神経が乱れ、心や体に不調があらわれた状態です。
不安や緊張、抑うつなどの心のトラブルにより、吐き気をはじめ多汗、全身の倦怠感、
頭痛、肩こり、手足のしびれ、動悸、不整脈、めまい、不眠などの症状があらわれます。
あらわれる症状は人によって大きく違うのが特徴です。
過敏性腸症候群
腸のぜん動運動に異常が起こり、腹痛をともなう慢性的な下痢や便秘などを引き起こします。
ときに下痢と便秘が交互に起こることもあります。
何週間も下痢が続いたり、一時的に治まり、その後再発するという現象を繰り返すこともあります。
検査で調べても、目に見える異常が認められないのが特徴です。
メニエール病
ストレスなどが原因で内耳のリンパ液に異常が生じます。
自分や周囲がぐるぐる回るめまいと、どちらか一方の耳にだけ起きる耳鳴り、
そして難聴の3つが同時に起き、多くの場合、強い吐き気や嘔吐をともないます。
危険な疾患ではありませんが、放置すると耳鳴り・難聴が進行します。
過呼吸症候群(過換気症候群)
過剰な精神的ストレスが引き金となって、突然浅く速い呼吸を繰り返す疾患です。
動悸や酸欠状態のような息苦しさを感じます。
さらに呼吸のしすぎによって血液中の二酸化炭素が過度に減少することで、
めまい、手足のしびれや筋肉のこわばりなどが生じます。
息苦しさから呼吸をしようとして、さらに呼吸のスピードが速まる悪循環に陥ることもあります。
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