手遅れになり易い高血糖
高血糖が密かに身体にダメージを与え続けていても、多くの場合、すぐに症状が現れるわけではない！
なぜなら、血糖値が上昇すると、膵臓から分泌されるホルモンの「インスリン」によって速やかに下げられるから！
インスリンの分泌量が足りなくなったり、インスリンの効き目が悪くなる（インスリン抵抗性が高まる）と糖尿病を発症します！
しかし、膵臓はギリギリまで音をあげない「沈黙の臓器」です。
糖尿病を発症する10年以上も前から機能低下が始まっているにもかかわらず、自覚症状はほとんど出ないのです！
糖尿病の典型的な症状とされる口渇、多飲、多尿、体重減少などが現れる頃は、もはや膵臓は正常時の半分程度しか働いていません！
しかも失われた機能を元に戻すのは非常に難しいのです！だから「糖尿病は治らない病気」と言われる所以です。
症状が出てしまってからでは手遅れです！
とはいえ、早期に生活習慣をあらため、必要に応じて薬物療法を継続していれば、
合併症等に悩まされることなく普通の生活を続けることができます！
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