突然死の6.6%が「くも膜下出血」と言われている!

くも膜下出血とは!

くも膜下出血とは、脳の表面をおおう膜のひとつである「くも膜」の下に出血がある状態をいいます!
原因は、脳の血管のふくらみである「脳動脈瘤」の破裂によることがほとんどです!

 

くも膜は、脳を保護する3層の膜(外側より硬膜、くも膜、軟膜)の一つです。
くも膜と脳との間(くも膜下)には脳の栄養血管である動脈が走り、保護液でもある脳脊髄液(無色透明の体液)が循環しています。

 

症状としては、ほとんどの場合出血した瞬間に、
「突然の、今までに経験したことのないような、あるいはバットで殴られたような頭痛」を感じます。

 

これは、脳の保護膜の一部が痛みを感じるはらたきを持っていて、くも膜下に広がっていく出血が保護膜を刺激して頭痛をおこすためです。
出血の程度によりますが、頭痛と一緒に、激しくはいたり、意識を失うこともあります。

 

突然、強い頭痛を訴えた後で倒れた人を目の前にしたら、くも膜下出血を考えて救急車を呼ぶべきです!
手足の麻痺などは必ず起こるとは限りません。

 

他の脳卒中(脳内出血、脳梗塞)の多くが、
頭痛を感じない事や半身の運動麻痺を伴う事が多いこととは対照的です!

 

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