心疾患や高血圧などで投与される薬剤や、飲酒は自律神経に影響したり、脱水を招くので要注意!

熱中症とは!

熱中症とは、高温環境下で、体温の調節機能が破綻するなどして、
体内の水分や塩分(ナトリウムなど)のバランスが崩れ、発症する障害の総称です! 

 

人間は24時間周期で36~37℃の狭い範囲に体の温度を調節している恒温動物です。

 

体内では生命を維持するために多くの営みがなされていますが、
そのような代謝や酵素の働きからみて、この温度が最適の活動条件なのです!

 

人間は、運動や身体の営みによって常に熱が産生されますが、
同時に、私たちの体には、異常な体温上昇を抑えるための、効率的な調節機構も備わっています。

 

暑い時には、自律神経を介して末梢血管を拡張させ皮膚に多くの血液を分布させて、
外気への「熱伝導」による体温低下を図ることができます。

 

また汗をたくさんかけば、「汗の蒸発」に伴って熱が奪われますから体温の低下に役立ちます。
汗は身体にある水分を原料にして皮膚の表面に分泌されます。

 

このメカニズムも自律神経の働きによります。

 

このように私たちの体内で血液の分布が変化し、
また汗によってからだから水分や塩分(ナトリウムなど)が失われるなどの状態に対して、
身体が適切に対処できなければ、
筋肉のひきつけ症状や失神(いわゆる脳貧血:脳への血流が一時的に滞る現象)を起こします。

 

そして、熱の産生と「熱伝導と汗」による熱の放出とのバランスが崩れてしまえば、
体温が著しく上昇します。このような状態が熱中症です!

 

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