高血圧とは！
高血圧とは、安静状態での血圧が、慢性的に正常値よりも高い状態をいいます！
高血圧になると常時血管に負担がかかっているので、
血管の内壁が傷ついたり、柔軟性が失われ硬化して、動脈硬化を起こしやすくなります！
[スポンサードリンク]
高血圧を放置すると！
高血圧を放置していると、動脈硬化を促進し、脳卒中や心疾患、
あるいは慢性腎臓病などの重大な病気を引き起こす原因となります！
高血圧によって最も発症リスクが高くなるのが、脳卒中です！
収縮期血圧（最高血圧）が10mmHg上昇すると、脳卒中の発症リスクの確率が男性で約20％、
女性で約15％高くなります！
仮に命が助かっても、運動障害や言語障害が残る可能性が高く、長期のリハビリを余儀なくされます！
心筋梗塞、狭心症など
高血圧は、心疾患の発症リスクも高くなります！
特に、男性の場合はどの影響が大きく、収縮期血圧が10mmHg高くなると、
心筋梗塞や狭心症の確率が約15％も増加します
慢性腎臓病
高血圧は腎臓にも大きな負担をかけるため、血液中のナトリウムなどの排泄に支障をきたし、
さらに血圧が上昇するという悪循環に陥り易くなります！
慢性腎臓病を起こすと、脳卒中や心筋梗塞による死亡率も高くなることが分かっています！
日本人の高血圧
一般的に血圧は、年齢が高くなるほど上昇する傾向があります！
ところが日本では、30歳代、40歳代の比較的若い人でも、すでに約半数が高血圧の状態です！
しかもこの世代の場合、80～90％もの人が治療を受けていません！
高血圧の状態を長期間放置していると、それだけ血管の傷みも進行し、
突然に脳卒中や心筋梗塞を起こしかねません！
若い世代は、食生活の改善など生活習慣の見直しで血圧を下げることが可能なので、
早期に受診して医師の診断を受けましょう！
[スポンサードリンク]