腎臓の働きが悪くなると尿が出なくなり、老廃物や毒素が体に蓄積し尿毒症になります!

腎臓とは!

腎臓とは、背中側の腰骨の上のあたりに左右に1つずつ、計2つある握りこぶし大の臓器です!
尿をつくりそれを体外に排泄する役割を果たしています!

 

腎臓は主に、血液を濾過して尿の元(原尿)をつくる糸球体と、
原尿の中から必要な物質や水を再吸収する尿細管からできています!

 

糸球体は毛細血管が毛玉のように集まった構造をしている組織で、大きさは0.1~0.2mmと非常に小さく、
1つの腎臓に約100万個ほど存在しています!

 

腎臓に流れ込んだ大量の血液は糸球体で濾過されて尿の元(原尿)となり、
長さ4~7cmの尿細管の細い管の中を通っていきます!

 

尿細管では原尿の中からまだ使える必要な物質や水を再吸収して体に戻し、不要な老廃物を尿の中に捨てます。
原尿のうちの約99%は体内に再吸収され、尿として体外に排出されるのは1%ほどです。

 

腎臓病になるとこの糸球体や尿細管が機能しなくなり、尿が健常につくられなくなってしまいます!

 

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腎臓の働き!

1.塩分量(ナトリウムやカリウム)の調節
2.血液pH(酸性、アルカリ性)の調節
3.タンパク代謝物(老廃物)の排泄
4.ホルモンの産生

血圧と腎臓!

腎臓は、塩分と水分の排出量をコントロールすることによって血圧を調整しています!

 

血圧が高いときは、塩分と水分の排出量を増加させることで血圧を下げ、
血圧が低いときは、塩分と水分の排出量を減少させることで血圧を上げます!

 

また、腎臓は血圧を維持するホルモンを分泌し、血圧が低いときに血圧を上げます!

 

腎臓と血圧は密接に関係し、腎臓の働きの低下によって高血圧になることもあります!
また、高血圧は腎臓に負担をかけ腎臓の働きを悪化させることもあります!

メタポと慢性腎臓病!

生活習慣病の中でも大きな位置を占めているメタボリックシンドロームは、
慢性腎臓病(CKD)の引き金になる可能性が大です!

 

メタボリックシンドロームの症状である「高血圧」、「高血糖」、「脂質異常」は腎臓の働きを低下させる要因です!
つまり、メタボリックシンドロームの人は慢性腎臓病(CKD)にもなりやすいといわれています!

 

だから、生活習慣病を防ぐことは、慢性腎臓病(CKD)を防ぐことにつながります。

 

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